今年初めてのブログです。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
私のブログや、ホームページの内容は、結構ネガティブな内容が多いのですが、
これは敢えてそうしています。
現在もお付き合いさせて頂いている投資家兼大家業のY様ですが、以前は大手都市銀行の
融資部長をされていた方です。
今から22年前、私が独立して間もない頃にお付き合いが始まったのですが、そのときに
Y様から言われたこと。
「良いことは言わなくていいよ、悪いことはちゃんと教えてね。そうしないと判断が出来ないから。」
私はものすごく嬉しく思いました。
これ依頼、私はお客様に、自分が知り得たそして、物件から予想できる悪いことはキチンと話すよう心掛けています。
不動産の購入は、野菜や消耗品、車などと違って簡単に買い替えは出来ません。
購入後に判る悪いことの中でも、予想すれば気がつくであろうこともキチンとお伝え
出来ればなという思いです。
このようにお伝えしたことを判断の材料にして、失敗をして欲しくないと思っています。
この「予想」というものは経験値から来るもので、日常から不動産の売買を多くしている
からこそ出来ること、一般の方にはなかなか気づかない部分もあります。
そういった一般の方が後悔しない不動産売買の取引を、「安全にかつ安心して」出来る
ようにサポートすることが、国家資格を有する宅地建物取引士の使命であり、存在価値だと
考えています。
売ることに注力をするのではなく、宅地建物取引士の使命を果たした結果、納得をして
購入をしていただく、この順番は決して間違えてはいけないと思っています。
このような思いからどうしてもネガティブな内容になってしまうかもしれませんが、
どうぞご理解を戴きお付き合いくださいますようお願い致します。