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「相続」が「争族」にならないために

今回は、「相続」が「争族」にならないように、相続した不動産を売却して利益が出た場合に、複数人の相続人で分配するにはどうすればいいかについてお話します。

ただ、個人に対する貢献度の違いなどからなかなかスムーズに行かないのも事実です。

少しでも参考にしていっただき、あなたのお役に立てれば幸いです。

 

相続対象となる資産は現金(預貯金)、株式、債券、骨董品、不動産など様々な形があります。これらの中で多くの相続で登場する資産が「現金(預貯金)」と「不動産」であり、相続人で

対応に苦慮するケースが多いのが「不動産」です。

 

「現金(預貯金)」の場合には、簡単に分割できるため、そこまで揉めることはありません。

相続財産である2,000万円の現金を長男と長女の2人で分けるのであれば、1,000万円ずつに

分割することができます。しかし…>>>続きを読む